2025年6月23日
骨を強くするには運動だけでは不十分!? 実は“日光浴”によるビタミンDの生成が、骨密度の維持と改善に重要な役割を果たしています。この記事では、ビタミンDの知られざる働きと、整形外科でのリハビリにおける活用法について詳しく解説します。
骨を強くするには、骨に負荷をかける「運動」、骨を構成する材料を取り入れる「栄養」、そして骨形成を助ける「ビタミンD」が三本柱です。
ウォーキングや軽いジャンプなど、重力を利用した運動が骨に刺激を与え、骨芽細胞の働きを活性化させます。しかし、高齢者では激しい運動が難しい場合もあります。
カルシウムやたんぱく質、マグネシウム、ビタミンKなどが重要です。ただし、これらを摂取しても、体内で適切に利用されなければ骨形成は進みません。
ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収を促進するだけでなく、骨芽細胞の分化・活性化にも関わります。つまり、カルシウムを効率よく利用するためにビタミンDが不可欠なのです。