2024年3月26日
パンパンに水が溜まっているなら触ると容易にわかりますが、少量から中等量だと正直に言ってわからない事が多いです。
それでも膝の水を抜こうとして注射器で刺してみるものの実際には数mlしか抜けずに空振りに終わったこともあったと思います。
以下の画像のようにこれだけはっきりと水が溜まっていることが見えます。
また、膝の関節内には意外とたくさん脂肪があります。水を抜こうと針を刺したものの全く抜けないという場合は脂肪に針が刺さっていることが多いです。しかし、エコーがあれば脂肪もはっきり見えて針も綺麗に見えるため脂肪に刺さることもなくしっかりと水が抜けます。
たかが膝の水を抜くだけかもしれませんが、せっかくやるならしっかり確認して正確にできるにこしたことはありません。
*正常な膝のエコー画像
(下の画像と比べてみると黒い部分がないため水が溜まっていないとわかります)
*実際に水が溜まっている画像(黒い所が全部水です)
*水が溜まっていて針を刺して水を抜いている画像(画面に右に見えているのが針です)
*膝の中にある脂肪の画像
当院ではエコーを用いることで色々な事が確認できます。
お困りな際はお気軽にご相談ください。