コラム・ブログ

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2023年10月2日

切らないばね指手術について説明します

今日は切らないばね指手術についてお話しさせて頂きます。

 

そもそもばね指とは何なのか?

お仕事やプライベートで良く手を使う方で指の根元の所が痛くて物を握れない、起床時に指を伸ばそうとすると指が伸びないもしくは無理に伸ばそうとしたらカクンと抜けるような症状をばね指といいます。

ばね指は「指の腱鞘炎」です。

従来の治療法ではステロイド注射を1~3回したらもう注射できないから主治医より手術を勧められたと思います。

その場合は下記の流れが一般的だと思います。(病院によっては少し違いがあると思います)

①大きい病院に紹介

②受診・検査・手術日の予約

③当時受診して手術(約30分~40分)

④術後の傷の消毒

⑤抜糸・消毒

⑥さらに1週間後に傷の確認して問題なければやっと手を洗える

 

ばね指の手術だけで病院を何回受診しないといけないんだという思いと術後2週間は水仕事ができないのを凄く不便と思っていたところにこの「切らないばね指手術」に出会いました。

もちろん大きい病院でしっかり傷を開けて行う手術は素晴らしく、否定しているわけではありませんが「忙しくてなかなか時間が取れない」、「特に女性の方では術後2週間水仕事ができない事が困る」「何度も病院に通えない」などの理由で手術したくてもできない人には最適な治療法だと思います。

 

当院ではエコー検査をしてばね指と診断したらそのまま切らないばね指手術を行い、終了して6時間後から手を洗えてその日の夜には入浴もできます。手術自体は約10分程度で終了しますが術前でのエコー検査や手術説明を含めて30分もあれば完結します。

後日に再受診の必要もなく、その場で治療終了します。

近隣の方であれば経過確認のために約2週間後に再度受診して頂くようお願いしてりますが、遠方の方は1回きりで終了でいいですし、経過が心配な場合はお電話で対応させて頂いてます。

 

術後経過ですが、統計では約2週間前後で軽快している方が多いです。

早い方は3日後に農作業をされていました。遅い方で約4週間ほどかかっていますが、疼痛は完全に消失しております。

 

ゴルフをされる方で術後いつからゴルフを再開できるのかとよく質問を頂きます。

手術の傷は翌日に治っているので、クラブを握って痛みがなければいつでも再開できます。ですが、手術の影響で傷口周囲の痛みが約1週間ぐらいあると思いますので、だいたい術後1週間もすれば可能になることが多いと思います。

 

●私が経験した「切らないばね指手術」の術後経過ですが

①なぜか中指の手術だけ術後の痛みの期間が長い気がする。

→もちろん腱鞘炎の程度にもよるため全員ではありませんが、比較的に中指の方だけ術後が長い気がします。これは原因がわかっていないため今後の課題です。

②手術した指の第2関節部が痛い。

→これは従来のばね指手術後でも同様の症状があります。回復には数か月かかることもあるため術前よりゆっくりでもいいので指を伸ばすようご自身でトレーニングしておいてください。

 

以上が一連の流れになります。

 

文章を読んでもなかなかイメージが湧かないと思いますのでその場合は遠慮なくお電話いただけたら直接ご説明させて頂きます。



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