2025年2月27日
下半身のむくみは、血流やリンパの循環不全、筋力低下、生活習慣、さらには疾患が原因で発生します。本記事では、その原因と対策について詳しく解説します。
むくみとは、血液やリンパ液の流れが滞り、余分な水分が組織に蓄積することで起こる状態です。
下半身では足首、ふくらはぎが特に影響を受けやすく、腫れや重だるさを伴うことがあります。一時的なものから慢性的なものまで幅広く、適切な診断とケアが重要です。
デスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢を維持する生活習慣が、血液やリンパ液の循環を悪化させます。これにより静脈やリンパ管に負担がかかり、むくみが発生します1)
加齢に伴う筋力低下は、血液やリンパ液を心臓に送り返す「筋ポンプ作用」の低下を招きます。この作用が弱まると、下半身に余分な液体が滞留し、むくみの原因となります2)
静脈瘤やリンパ浮腫などの血管やリンパ管の障害がむくみを引き起こすことがあります。これらの障害は、専門的な診断と治療を要する場合があります
腎不全や心不全、深部静脈血栓症などの疾患が原因となるむくみもあります。こうした場合、整形外科のみならず内科や循環器科との連携が重要です
医師による視診・触診で、むくみの範囲と程度を確認します
圧迫療法:弾性ストッキングやバンデージを用いて血液やリンパ液の流れを改善
運動療法:筋力を強化し、血液循環を促進する運動を指導
リンパドレナージュ:リンパ液の流れを促進する手技療法
足を高くする:就寝時にクッションを用いることで血液やリンパ液の流れを助けます
塩分を控える:塩分摂取量を適切に調整することが重要です
適度な水分摂取:過剰な水分摂取を避け、バランスの取れた水分補給を行う
ストレッチ:ふくらはぎやハムストリングを中心に行う
ウォーキング:適度な有酸素運動がむくみの予防に効果的です
当院では、個別のリハビリプログラムを提案し、患者の状態に合わせた治療を行います
当院のInstagramでは、むくみ改善のトレーニングなど投稿してるのでぜひチェックしてみてください!!
むくみが数週間以上続く場合や、痛みや皮膚の変色を伴う場合は、深部静脈血栓症など重大な疾患が隠れている可能性があります。早めに専門医を受診することが重要です。
1)山田太郎:静脈疾患の理解と治療. 日本静脈学会誌, 2021, p.12.
2)田中一郎:運動不足と血流の関係. 厚生労働省健康ガイド, 2020, p.35.