2026年2月23日


「ヘルニア」とは、本来あるべき場所から中身が飛び出してしまった状態を指します。腰椎の場合、骨と骨の間にあるクッション(椎間板)の中身(髄核)が飛び出し、神経を圧迫することで激痛やしびれを引き起こします。
驚くべきことに、飛び出したヘルニアは、体にとって「異物」とみなされます。すると、白血球の一種であるマクロファージがその異物をパクパクと食べて吸収してしまうのです。
この自然治癒力により、数ヶ月でヘルニアが縮小、あるいは消失することが多くの研究で確認されています。

では、どんな場合に手術が必要になるのでしょうか。それは主に以下の2つのケースです。
1. 膀胱直腸障害
2. 進行する麻痺
これらに当てはまらない、ただ「痛みが強い」だけの状態であれば、あわててメスを入れる必要はありません。