2026年1月15日


一般的なイメージとして、子供の身体は弾力があり、ひもやゴムのように柔らかいと思われています。確かに、成長期の子供は骨がまだ完全に固まっておらず、関節の可動域も広い傾向にあります。しかし、近年の子供たちの身体を整形外科的な視点で観察すると、驚くほど身体の硬い子が増えているのが現状です。
なぜ、子供たちの身体が硬くなっているのでしょうか。その背景には、いくつかの現代的な要因が隠されています。
● 生活習慣の変化
● スポーツ習慣の偏り
柔軟な身体とは、単に前屈ができるということだけではありません。関節を本来の範囲までスムーズに動かせ、筋肉がしなやかに伸び縮みできる状態を指します。この土台が崩れていると、後述するような様々なトラブルの引き金となってしまいます。

身体が硬い状態で激しい運動をしたり、不意の衝撃を受けたりすると、大きな怪我のリスクが高まります。筋肉や関節のしなりが失われていると、衝撃を吸収することができず、その負担が直接、関節や骨に伝わってしまうからです。
● 捻挫や脱臼のしやすさ
● スポーツ障害への発展
● 姿勢と集中力の低下
このように、子供の柔軟性は単なる「体力測定の数値」ではなく、日常生活やスポーツを安全に楽しむための必須条件と言えるのです。