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「いくらリハビリに通っても痛みが取れない」そんな悩みをお持ちの方は、もしかすると「睡眠」に問題があるかもしれません。睡眠は単なる休息ではなく、傷ついた組織を修復する重要な治療時間です。枕の選び方や寝返りの重要性など、整形外科医が教える「治すための睡眠法」について解説します。
目次
睡眠は最強の治療薬。成長ホルモンと組織修復のメカニズム

私たちは人生の3分の1を睡眠に費やしますが、この時間は決して無駄ではありません。寝ている間、特に深い睡眠(ノンレム睡眠)のときに、脳下垂体から「成長ホルモン」が大量に分泌されています。
このホルモンは子供の身長を伸ばすだけでなく、大人にとっても以下の重要な働きをしています。
- 傷ついた筋肉や靭帯の修復
- 骨の代謝(古い骨を壊し、新しい骨を作る)
- 疲労物質の除去
つまり、リハビリテーションで運動をした後、その効果を体に定着させ、組織を強く作り変えるのは睡眠中の働きなのです。睡眠不足は、せっかくの治療効果を半減させてしまう行為と言えます。
「寝返り」が打てないと体は壊れる。腰痛とマットレスの関係

朝起きたときに腰が痛いと感じる場合、それは「寝返り」が足りていない証拠かもしれません。
健康な人は一晩に20回以上寝返りを打ちます。これにより、体重がかかる部分を分散させ、血液の循環を促し、筋肉が固まるのを防いでいます。
● 良いマットレスの条件
- 柔らかすぎないこと:体が沈み込みすぎると、寝返りが打ちにくくなり、腰への負担が集中します。
- 適度な反発力があること:少ない力でゴロンと転がれる高反発素材などが、腰痛持ちの方には推奨されます。
朝起きると首が痛い? あなたに合った枕の絶対条件